まず不安だったことは寝坊せずに新幹線へ乗れるか、という点だった。朝7時発の新幹線に乗るためには5時30分くらいに起床したい。たまに爆睡の末遅刻をやらかす身としては気が気では無かった。（結局のところ、当日は遠足前の子どもみたいなテンションで4時ごろ起きた。）
無事に起床し、6時ごろ家を出発。
滑り出し好調である。
待ち合わせの駅で迷いウロウロしたがなんとか到着でき、友人と合流。このあたりで既に楽しい。旅行たのしい！！！
新幹線に乗る前に食料を買い、席に着く。
売店で天のやのたまごサンドが売っていたこともありすごく楽しくなってくる。
（700円とお値段はお高めだが、それに見合う味だった。からしがきいていておいしい！）
車内でなんやかんや話す内に、名古屋に到着。近くてびっくりした。
駅のホームできしめんを食す。
なぜかきしめんをほうとうと勘違いしていたため、あまり気乗りしなかった。（ほうとうは苦手）
しかし食べて驚いた。めちゃくちゃうまい。
平打ちのうどんのような食べ物で、つるつるとした喉ごしが良い。汁はさっぱりと、しかしだしがきいていてゴクゴク飲んでしまった。
立ち食いの店なので注文してから出てくるのも早い。すごい。
この時点で名古屋の好感度爆上げである。
そういえばなぜ今回名古屋に行くことになったのか。なんのことはない、友人に名古屋で野球みない？？と誘われたのである。
その場のノリで行くー！と返したところそれが実現したわけだ。友人の行動力に感謝しかない。
というわけで今回の主目的は野球観戦である。
駅からほど近いホテルに荷物を預け、名古屋城へ向かう。試合までは時間があり（このとき朝9時くらい。試合開始は14時）、近くで観光できるところを考えた結果である。
名古屋駅から城まで徒歩約30分。ゆるゆると歩いた。
入場すると、まず金のしゃちほこが目につく。これが世に言うしゃちほこかぁ…金だなあ…と小学生のような感想を抱きつつ本丸へ向かう。
その道すがらさつき大会の作品が展示されていたので、花のことはよくわからないがああだこうだ言って楽しんだ。（さつき大会自体は古くから開催されているもので、恐らくさつきを育てる方々の世界では権威ある大会なのかな、と思います。）
そうして本丸に着くと、なにやら真新しい建物が見えてくる。本丸御殿は修復中でまだ全容を見ることはできないが、一部は入場可能となっている。新築なので木の匂いや色味がとても爽やかでとても良い昼寝ができそうだった。襖絵の金色が光る様も写真では伝わらない魅力があった。
貴重な木材を使用しているとのことで、土足厳禁、かばんを前に持つ（かばんが柱などに当たって傷つくらしい）など、注意事項はいくつかあるがぜひ行ってみてほしい。
審神者としては、ここでみんな暮らしてるんだな、と感慨深い気持ちを抱きました。
本丸御殿をゆっくり見ていて時間切れになったので、ナゴヤドームへ向かった。
ナゴドで感心したこと。
・チケットがちゃんとした紙で発券される。
ペラペラの紙ででてくると思っていたのでびっくりした。うれしい。
・ドアラカフェがかわいい。
残念ながらドアラに会うことはできなかったが、明るくて落ち着いた雰囲気のいい場所だった。
・ドーム内の通路が広い
歩きやすい。人にぶつかることが無かった。
・スクリーンが見やすい！
聞けば今年から大きくなったらしい。映像きれいだし、画面が大きいので中日だけでなく相手チームの打者成績などを出してくれるの優しい。あと守備位置をずっと出していてくれるのとてもありがたかった。
味噌カツサンドを食べつつ試合開始を待つ。うまい。
試合内容については言及しないが、なんというか、試合には勝ったけど記憶に残ったのは中日側だよね…という感じ。
2000本安打＆6試合連続ホームランおめでとうございます…。
試合終了後、一度宿に戻り夕飯を食す。
名古屋行きが決まったことに浮かれて、現地の友人におすすめの店を聞いていた。その名を鮪小屋という。名古屋でまぐろ？？と思うだろうか。私は思った。しかしてその美味しさに昇天した。
やばすぎる。鮪の唐揚げがやばすぎる。鉄火丼もとてもおいしかった。唐揚げもおいしかった。
やばすぎる。
こんなに美味しいお店がそこまで混雑していないのもやばい。おそらく私たちのような観光客はほぼ居らず、地元の人びとが気軽に食べて飲んで楽しむ感じの店内。この美味しいものを気軽に食べられる名古屋、やばい。
食事も終えあとは寝るだけ、と思うだろうが、まだ行くところがあった。
金山ほしあかり、という名前のバーだ。
星空の下でお酒が飲めるというコンセプトのお店で、店内の写真がキレイなので行った。
到着すると満席で、席が空いたら電話をくれるとのこと。外で時間を潰すことになった。
アニメイトに行ったりブックオフに行ったりと１時間ほどぶらぶらしていると、電話が鳴った。正直なところもう諦めて帰ろうとしていたところだった。うまいタイミングである。
カウンターに通されメニューをみるが、暗くてよく見えない。ペンライトを貸してくれるのだが、それでもいまいち見えない。なんとか注文を済ませ、一安心した。
バーというと静かで大人なイメージを持っていたのだが、ここはある程度の気安さを感じさせる場所だと思った。
１杯で２時間ほど粘っただろうか。店を出て帰路に着く。
ホテルに着いて風呂に入り、ベットに入ったところで記憶は途絶えている。速攻寝た。
PR
